無題

ロコ  2010-09-30投稿
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叶わなかった恋の記憶が
いきなり亡霊のように現れた。
先に自覚したのは、
あの穏やかな笑顔?
それとも張り裂けそうな胸の痛み?


もう何処にいるのかも分からないのに、
私のシナプスが暴走している。


分かった。分かった。
そう、あなたはとても素敵だった。
あの時間はかけがえのない素晴らしいもの。
そう、あなたは今でも私の中では特別だ。


それでいい。
常ではなくなったのだから、あなたは特別でいいのだ。
たまに現れるくらい、私は許してあげようと思うのだ。


ただ、私が現れるのは許さないで欲しい。

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