仍に、ノックアウトされたあと、
俺は、一人で
仕事を片付けて、
帰った。
ヤベェ、滅茶苦茶、痛ぇ。
てか、絶対嫌われた。
家に帰って、鏡を見ると
赤く、腫れていた。
そこに、弟の
佳月(かづき)が来た。
佳月「お兄ちゃん、どうしたの!?」
大輝「軽く、殴られた。」
佳月「ふーん。誰に?」
大輝「お前もよく知ってる女。」
佳月「分かった!仍チャンだ!前にもあったよね!」
ん?
前にも?
俺は、
何かが頭の中で、
引っかかって、
でてこない。
自分の部屋に行った。
一人で考えていたみた。
思い出せない。
頬が、
ヒリヒリする。
でも、前に、
仍を
泣かせた事だけ
思い出した。
なぜだっけ……?