あの日も、大輝君はバカな事をした。
2月14日
私は大輝君にチョコをわたした。
「ラッキー、ありがと。」
って、喜んでた。
仍「大輝君、あのさっっっ」
大輝「んー?」
私の声は、裏がりそうだった。
仍「私ね、大輝君の事…好きだよ!!」
その時、
大輝君は
にっこり微笑んだ。
大輝「俺も仍の事好きだよ。」
仍「本当!?」
大輝「あたりまえだろ。」
私は凄く嬉しくなった。
大輝君は、
私に、人差し指を向けて
言った。
大輝「俺と仍は、ずーーーーーっと友達だぜ!」
グサグサグサ。
凄く悲しくなった。
私はうつむいた。
泣きたくなった。
大輝「仍??」
その瞬間、私は
大輝を、思いっきり
殴った。
顔を、グーで。
大輝「えっっ!痛っっ。」
私は、
そのまま、家に
帰った。
大輝「仍っっっ!!」
最悪。
最低。
バカ、バカ、バカ、バカ、バカ!
大輝君の
バカーーーー!!!!
それから、
私は、
バレンタインに
関わろうと
しなかった。
でも、大輝君だけは
諦めきれなかった。
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…から、
今、中3。