高校卒業後、リョウタは県外の大学に進学したからいくら近所でも見かけることもなかった。
そんなリョウタと再会したのは四年振り。
リョウタがはなしかけてくれなきゃ気付かなかった。
少し話すとリョウタは行ってしまった。
あの時欲張りになれ。だなんてどうして言ったのってホントは聞きたかったけど…聞けなかった。
「俺のことどお思ってる?」って聞かれた時も、ホントは好きって言いたかったけど言えなかった。
あの時も、四年経った今でもトモダチって言葉が重くのし掛かったまま…。
おまえはトモダチ以上変人未満だから。って言葉が…。
リョウタの背中がだん?見えなくなる…
『ちょっと待って!
リョウタ!!』
なんて、叫んでリョウタの所まで走って行って、ホントのことを話せばよかったのかな。リョウタにとってアタシはトモダチ以上…ってアタシ自信にまた言い聞かせてた。
〈ばいばいリョウタ。またね☆〉
アタシはこころのなかで言った。
終わり☆