その頃、菅原陽羅と土浦晃平は、マリオカートをしていた。
場所は土浦家だ。
陽羅「オイラ達って最近、大輝のお手伝い係みたい。」
晃平「しゃあないよ。」
陽羅はヨッシーで12位。
晃平はマリオで1位。
陽羅は画面から目をそらして窓を見た。
陽羅「あ、あめだ。」
晃平「作戦成功!!」
陽羅「何が?」
晃平「今日の天気予報は3時から雨だ。大輝と仍が会うのは3時。公園からだと、大輝の家が近い。つまり大輝は仍を連れて自分の部屋へ…」
陽羅「え、んじゃ、大輝が黒崎を押し倒すとか。」
晃平「あり得る。いきなり、抱きついたんだから。」
陽羅「さっすが、土浦君。」
陽羅は何かを思い出した。
陽羅「あ!」
晃平「どうした!?」
陽羅「大輝に、エロ本貸したんだ!」
晃平「はぁ?大輝の反応は?」
陽羅「チョー興味津々。五冊くらい、大輝の部屋にあると思う。」
晃平「でも、隠しとくだろ?」
陽羅「いやぁ、大輝バカだから、部屋に放置してると。」
ヨッシーの順位が上がってきた。
晃平「仍意外に興味があるなんて…」
陽羅「うん。ちょっとびっくりした。」
ヨッシーがマリオを抜かした。
陽羅「いえーい!勝ったぁ!」
晃平「畜生!マリオカートだけは誰にも負けたことないのに!」
陽羅と晃平の
話の結果。
大輝の検討を祈る。