制裁

ゆう  2010-10-06投稿
閲覧数[365] 良い投票[0] 悪い投票[0]

彼女と付き合い始めたのは5年前、最近になって「結婚」という2文字が頭に浮かぶようになっていた…

彼女は掃除から始まり、洗濯、食事の支度まで何でもこなし、顔も世間では美人と言われている。

ただ、何故かそれをつまらなく感じていた。
何とも贅沢な悩みだろう…か


1年くらい前からだろうか…、彼女に仕事と嘘を付いては他の女と会うと言う事を何度も繰り返していた。

最初は罪悪感を感じていたが、それも回数を重ねる内に薄れていった。


その年の自分の誕生日に僕は彼女に「仕事」と嘘をついた。
彼女は残念そうな顔をしたが、「終わったら早く帰ってきてね、待ってるから」と言った。
その日は帰らなかった…。

僕が家に着き、玄関の扉を開けようとしたのは午前5時を回っていた。
もう寝てるだろう…。そう思いながらドアノブに手をかけた。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ゆう 」さんの小説

もっと見る

ノンジャンルの新着小説

もっと見る

[PR]
良い成分のみ使用
死海100%の入浴剤


▲ページトップ