この前、駅の自動販売機の前を通っていたら、知らないオジサンがソワソワしてた。何か落ちてるのかなと、下を見ると何も落ちていない。小銭を出すと自販機の前に立ち、午後の紅茶を買った。中から緑の液体の入ったお茶が出てきた。
何かと思い、飲み干したら普通のお茶だった。味が違うので可笑しいなと思い、中身を確認すると麦茶ではない1999年のお茶だ。こんなお茶はデマに違いないと気にしない振りをした。
中からオッサンが、プラカードを握って何か言っている。ドッキリの看板が見えたが、オッサンの無様な格好が気に掛かり、笑った。自販機の中で堪えて手を振っていたからだ。これに懲りずにチャンとした物を出せよ。