『また、明日な』
いつもの言葉 いつもの会話 こんなに早く別れがくるとは思ってなかった なんでも話した 一緒に笑い 一緒に悩み 一緒に喜んだ でも、今、僕の前のお前はもう目をさまさない
消せないアドレス
消せない電話番号
僕はまだ、信じられない
現実に起こった事を目の前の真実を
今にも起き上がり
いつものように
『ヨウ』と言ってくれるように、眠るように君は星になった
僕の心にポッカリ大きな穴が空いた
閉じる事のない、とじてはいけない引き出しのように
僕はまた、いつものように朝日を浴びた明日も明後日も
そして、青い空をみる
いつもと同じ毎日
違うのは君がとなりにいないこと
明日が来るのはあたりまえのことだと思っていた
君がいなくなるまでは
明日が来るのは奇跡なんだと君は僕に教えてくれた
『明日』なんでもない言葉、君にとってはもう言えない言葉
僕は君を忘れない、
明日と言う日を大切に生きてくからな 君の分まで