―――第3章―――★翌日 学校の帰り道★
今は秋真っ盛り!
スポーツ、芸術、読書…
「焼きイモ、松茸、ぶどう…」
「食べ物ばっかじゃん(笑)」
はい。そうです、只今、秋をエンジョイしてますっ
今日は部活の帰り。こんなに遅くなっちゃった。ちなみにソフトテニス。
こんなときだけラケットが重〜く感じる…(泣)
「疲れた―\nわーわーわー!!!」 水紀が騒ぎ始める。「水紀!?正気になって〜(泣)」と優希。10分が過ぎました。はい。
水紀が壊れた(笑)
疲れた…
今日は早く帰って寝よう…
「あっ そーだ優希!明日は定期テス…」
どんっっっ!!!!!!!!
という音が水紀の方から。
「水紀!?」
「痛た…」
しりもちをついた水紀。そして、
「す…すみませんっ!!!!すみません!!」と謝り続ける一人の同い年ぐらいの少女。
さらに涙目になっていた。
「あ…へーきへーき!!大丈夫だよん」
「すみませんでした!!ごめんなさいっ」
すると少女は向こうへ走り去っていった。
ぽかーんとした二人。
優希と水紀は2、3分その場に立ち尽くしていたのだった。