「は?」
あすかが驚いている。
「あすかが好きって言ってから気づいたの、」
鼻水がつまって気持ち悪い。私はもう一度深呼吸した
「だけど…好きなんだ、ごめんねあすか」
そこまで言い終えるとまた涙がでてきた、泣きたいのはあすかの方だよね
「何よ…そんなのって..」
あすかの声震えてる。
どうしよ、怖い
「っあー!何よそれぇ、そんなこと言ったって好きになっちゃったならしょうがないじゃん…」
「あ、あすか?」
「そんなの謝られたってどうしようもないよ、好きになるのに順番なんて関係ないし…」
俯いてたあすかがばっとこっちに顔をあげてきた
「でも!負けないからね?」
そう言いながらも笑ってきてくれた
「ありがと、あすか…」
ごめんねあすか、ありがとう。