「でもね…彼氏は、りなのことちゃんと覚えてるか不安…」
「なんで…?死んだからって、りなのこと忘れるわけないだろ?りながそれだけ愛してるんだ。彼氏だって、おまえのこと、すっげー好きだと思うよ。いや、絶対好きだな!!」
そうだよな?瀬奈…
死んで、天国に行ってしまったって、瀬奈が俺のこと忘れるわけ、ないよな…?
「瀬奈も今日死んだんだ…2年前の今日…」
前の日…いつものように、学校から帰ってる途中だった…
来週はわたしの誕生日だよーなんてうれしそうにはしゃぐ瀬奈…
いつもの道をいつものようにはしゃぎながら歩いていたんだ…
いつもと変わらないはずだったのに、どうして、あんな…あんなヒドい事故…