それは、ある日の技術の時間だった。授業内容はパソコンで自己紹介カードを作ることだった。パソコン室では、出席番号順で座るのが決まりだった。私は、谷田川だから、隣は森山だった。 パソコンが嫌いな私は、のんびりとキーボードを打っていた。一方、隣はカタカタとすごいスピードで進んでいく。 だから、思わず聞いた。 「何でそんなに早いの?」 奴の答え。 「俺だから。」 …。 ウザ。
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