伸「ただいまぁ」
拓「おかえり」
部屋に戻ってきた伸昭を迎えたのは拓朗だけだった
伸「あれ?皆は?」
拓「なんか下の広場におるで」
伸「ふーん」
拓「秋と一緒におったん?」
伸「…うん、まあね」
拓「…なぁ、ノブ夫」
伸「ノブ“アキ”ですけど(-_-;」
拓「俺は大学が一緒になってお前と仲良くなってから、お前がいい奴ってよく知ってる。だから、俺はお前を信用するからな」
伸「…」
拓「バンドはもう解散したけど、秋は今でも俺の大事な友達の1人や。もし、秋のことを他の女と一緒にするようなら、その時は…」
伸「大丈夫やって。秋ちゃんは全然俺のこと、恋愛の対象として見てへんから」
そう言っていつものように彼は笑った
―――広場
翼「すげー!なんかでかいステージがあるで!!」
猛「何かやったりすんのかな?」
「何か用かね?」
翼達が振り返ると従業員らしき男がいた
聖「あ!すみま…」
翼「ここって何か演奏したりするんですか?!」
美「翼!」
「え、まあ…君達も何か音楽を?」
翼「バンドやってます!」
「そうか…じゃあよかったら明日ここで何か演奏でもするかい?」
ち「え?」
翼「ほんまに?!」