どこにいても、6

RF-T  2010-10-28投稿
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―それからは、色んな人がお見舞いにきた。
改めて吉岡の人気を知らされた。すごいな、吉岡って…

そして月日が流れて明日吉岡が退院する日となった

「あれから二ヶ月がたつのか…」
僕はしみじみと月日の流れの早さに驚いた。
『本当に悪かったな…これからはしっかりしなくちゃ』
そして病院へいく準備をしはじめた

ピンポーン

誰かきたみたいだ。
今は家に誰もいないから僕が出なくちゃ。

ピンポンピンポンピンポンピピピ


『わかってるよ!誰だろもう…』

急いでドアを開けた。

「やほ、大輝」
「え吉岡!?」

ドアを開けると私服姿の吉岡がいた。

「ななな、なんで?退院は明日じゃ…」

その言葉を聞いた吉岡は少しむっとして

「治りが早かったから退院させてくれたの!嬉しくないのー!?」

「ご、ごめん。嬉しいに決まってるよ」

吉岡は頬を赤くして俯いた。

「え、えと今日は朝早くからどうしたの?」

その言葉に気を取り戻したらしい
「そ、そう!うっへへ〜」「何だよ?」

「今日は一日遊ぼ!」
「へ?」

いきなりの提案にびっくりした



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