―――1103号室
コンコン
光「はいはい」
光希がドアを開けると立っていたのは聖二だった
聖「秋おる?」
光「あ、うん」
秋「何ー?」
聖「ちょっと来い」
* * *
聖「なんかあったやろ」
秋「べつにぃ」
聖「…(-_-;)(またつんつん秋や…)」
秋「…(`ε´)」
聖「(やっぱこいつ…)秋、ええよ。今日はしょうもないとか言わないから、愚痴ってもええよ。というか、ほんまは自分でも何で悲しいんかわからないんやない?」
秋奈の瞳にどんどん涙が溜っていく
聖「やっぱわからんねんな?」
聖二の言葉を合図にしたかのように声をあげて泣き出した
秋「わからへんの…悲しくなる理由なんかないのに、そんな必要ないのに、わからへん〜」
そんな秋奈の隣で聖二は深くため息をはき、
聖「早くそれが何なのか分かるとええな」
とだけ、独り言を呟くように言った
秋「わあーぁ〜。゚(゚´Д`゚)゚。」
伸「…」
彼女の声を遠くから、伸昭は一人聞いていた