スカバンburn!!〜夢〜 -76- いつか気づけたら

きゃしー  2010-10-30投稿
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―――1103号室

コンコン

光「はいはい」

光希がドアを開けると立っていたのは聖二だった

聖「秋おる?」

光「あ、うん」

秋「何ー?」

聖「ちょっと来い」


* * *


聖「なんかあったやろ」

秋「べつにぃ」

聖「…(-_-;)(またつんつん秋や…)」

秋「…(`ε´)」

聖「(やっぱこいつ…)秋、ええよ。今日はしょうもないとか言わないから、愚痴ってもええよ。というか、ほんまは自分でも何で悲しいんかわからないんやない?」

秋奈の瞳にどんどん涙が溜っていく

聖「やっぱわからんねんな?」

聖二の言葉を合図にしたかのように声をあげて泣き出した

秋「わからへんの…悲しくなる理由なんかないのに、そんな必要ないのに、わからへん〜」

そんな秋奈の隣で聖二は深くため息をはき、

聖「早くそれが何なのか分かるとええな」

とだけ、独り言を呟くように言った

秋「わあーぁ〜。゚(゚´Д`゚)゚。」


伸「…」

彼女の声を遠くから、伸昭は一人聞いていた


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