ボルトが垢抜けている。駅員さんに知らせようかな。それより田舎を締めろよ。ジャッキ持って来い。ジャコウ猫だ。それに鉄の棒、これでひっ叩く。これに、ひっ叩かれると、流石の田舎者も純朴を忘れ、我知らずになる。
また、ボルトが抜けている。どうして締まらないのだ。ボルトの罪は駅員の罪、罰は脱線にしても乗客に罪はない。まただ。まだ、まだ手を出すな。抜けたジャコウ猫だ。ほら、来た!あっちから、こっちから、来るわ!来るわ!
あっ、ボルトを外してる。いけないんだ。芸風を変えないと、駅員さんに叱られるぞ。ほれ来た、北さん。マサカリ担いで、水戸黄門見ている。この度は、ジャコウ猫が外したボルトの始末をどう付けるか。
垢抜けた罪だ。黄門様、お尻を見せるのを止めて下さい。穴からボルトが。マサカリを下ろした北さんは、黄門のボルトを舐め、コイツは汚い。誰でもわかるだろう。ボルトを舐めると弛むのは。弾んだ水戸黄門は視聴率を上げた。