教員の世界ほど成果主義である。成績が悪いなら反省すれば良いし、学生が騒ぐなら辞めれば良い。権威ばかりで、蔑ろにされ、白亜の殿堂は医者不足だ。治す人間が居ないばかりに非行に走る。
非行とは社会の接点だ。社会とは非行を認めていない。寧ろ、非行は悪いことだ。親のエゴで育つと非行が生まれ、取り返しの付かない個性の摘み取りだ。ある意味、裕福に個性がない。
個性の無いのを良いことに、非行に走るのは親の傲慢だ。親は子を躾け、教育現場へ送り届ける義務がある。躾けの出来てない親に限って、子に甘え、子供の躾を学校現場でお願いする羽目になる。
昔は貧困で、寧ろ、非行の芽は育たなかった。非行は悪い行いで、貧困の裏返しだ。つまり、常に反省に漬けられているのと変わらない。バカな親も居なければ、子を悪くいう親も居なかった。