「死にたい」
なんて言われても
「ご自由にどうぞ」
それが私のポリシー
辛いの、苦しいの
同情してみても やっぱ
その程度のこと
誰の過去を聞いたって
偽善面の裏では 内心
自分が一番、不幸
私、恵まれてるなぁ
と思っても やっぱ
自分が一番、可哀相で
不幸の構成なんて
ありきたりすぎて
生まれた時から既に
99%足りているから
足りない1%が
無限に感じられただけ
本当の不幸なんて
私は出会うこともないし
0%の意味も
解らないままで良い
私の知る不幸を
貴方に伝える術がある
何かの温もりを
感じられる身体がある
人としての尊厳を
知っている自分がいる
それだけで
幸せじゃないか
と今更になって気付く
だけどやっぱり
私は他人より不幸
だいたいそんなもん