大阪ナンパビッグウェーブ

勇者シマコー  2006-09-04投稿
閲覧数[603] 良い投票[0] 悪い投票[0]

俺は勇者シマコー。
いつもと同じ毎日。昼起きてメシ食ってエージに電話。
「…なにしてるん?」「…今…起きた」
「ほな二時にエレガント公園集合で」
俺は勇者シマコー20歳。愛とセックスに奮闘する若者達の中でまだ汚れを知らない童貞ファイター。そんな俺は今日もビッグウェーブな大阪中心の汚れた街ミナミへ狩り出す。

二時になった。約束の時間だが俺はお気に入りの“はましゃきあゆみ”のCDを聞いている。

二時半になった。そろそろ出動か?銀色の髪をなびかせ家を出た。フェラーリ(MAX35km)にまたがりエレガント公園に向かう。
…エージはまだ来ていなかったが数分後に白のダボパンに金ネクで登場。
「うぃー(^^)」
「おせーぞ」
「わりわり、ほな行きますか(´・ω・`)」そして俺達は走り出した…。

グリコのアニキが支配する大阪ミナミの“えびす橋”そしてここは通称“ひっかけ橋”と呼ばれている。俺達はフェラーリとポルシェを止めて盗まれないように鍵をしめた。ここは野蛮な街だ。この前は俺のフェラーリのベルが盗られていた。
「今日は花金やから女子高生でもいきますか!(>_<)」
花金。いわゆる花の金曜日。公立の女子高生は土曜日が休みが多いので金曜の夕方くらいからは女子高生がわんさかミナミに来る。
いいタイミングにハンバーガーに夢中なメスネコ二匹がウロウロしていた。
エージの目がキラリと光る。
「俺にまかせろ(>_<)」
獲物を見つけたエージはセナより速く目標に迫っていった…



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 勇者シマコー 」さんの小説

もっと見る

ノンジャンルの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ