「僕、将来紗季ちゃんの婿になるんだ!そしたら僕が紗季ちゃんを守るんだ」 あの頃のキミは幼かった私には凛々しくて眩しく輝いていたあの時までは…。 その日りっくんの友達だった男の子が死んだ。 心臓発作を起こして…。 私はその日、心臓病の恐ろしさを知った。その日からりっくんは臆病になった。 「僕も、死んじゃうじゃあないのかな?」 「そんな事無いよ!簡単に死んじゃうなんて言わないで!」そう言うしかなかった。 言葉が見つからなくて、怖くて。
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