健人
「おい!未来ちゃんがこっち近付いてくるぞ!」
一希
「え!?俺らそんなかっこよくないし…」
未来は男子の行列から避け一希たちへと近付いていった
未来
「ねぇ,あなたが一希君?」
一希
「そうだけど…俺になにか?」
未来
「はい!これ!」
未来は紙を一希に手渡した
未来
「あなたのライブ見にいったわ!最高だったわ!」
一希
「あ,ありがとう」
未来
「良かったら今度私のコンサート見に来て?」
一希
「え!?いいの?」
未来
「パパに頼まれたのよ。私のパパは音楽のプロデューサーやっててどうやらあなたを気に入ってしまったみたい!笑」
一希
「君の父さんって確か外国で米軍の組織でやってる博士さんじゃなかったっけ?」
未来
「ついこの間離婚したの…そしてママがすぐに今のパパと結婚してしまって…でもね!前のパパよりはマシだわ!前のパパは研究ばっかり…私やママの事なんて相手にもしなかったんだから…」
一希
「ご,ごめん。まずい事いって」
未来
「いいのよ!気にしないでね!それよりバトルスーツって知ってる?今日テレビでやってたんだけど」
一希
「今日見た!もしかして…」
未来
「そう!パパはそのバトルスーツって兵器を完成させてしまったのよ…」
一希
「えーーー!!」
一希の声は全クラスへと響いた
健人
「馬鹿野郎!人が集まってきたじゃねぇか!」
一希
「ご,ごめん!」
キーンコーン
カーンコーン
一希
「そろそろ始まるよ!」
未来
「一希君!またね!」
一希
「う,うん!あれ?まてよ?またねって…」
健人
「良かったじゃねぇか!うらやましいぜ」
なんと未来の前の父はバトルスーツを開発した研究員だったのだ!