スカバンburn!!〜夢〜 -100- ベースはいらん

きゃしー  2010-12-06投稿
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ち「…」

伸「…(-_-)?」

翼「…」

黙ったままテーブルを囲んで座る3人。その3人を離れた所から眺める拓朗ら5人。

光「なんか…不穏な空気…」

拓「何、どしたん、あいつら(-_-;)」

秋「ちぃちゃんが話あるねんて」

聖「あの2人、喧嘩にならんやろうなぁ」

美「…」


伸「…で?話って?」

翼「…」

ち「今…僕らのバンドには翼と僕しかおらん。つまり…ベースがおらん。だから…」

翼「!…まさか、お前…!」

だるそうに座っていた翼がその言葉に立ち上がりかかった

伸「…」

ち「翼だってわかったやろ?ノブのベースがいかにすごいんか。ノブみたいなベーシストが入れば、このバンドだって…」

翼「俺は許さん!こんな奴入れるくらいならな、俺はバンドなんかやめるわ!!!」

聖「翼!」

ち「…それは、バンドの将来を考えて言ってんの?それとも、ただ単にノブのこと、気に入らないだけ?」

翼「…何やと…」

ち「このままでいいと思ってんの?本気で夢を叶える気、あんの?」

翼「…」

ち「僕にはあるように思われへん。ずっと前に進まへん。このままじゃ…」

翼「わかってるわ!!!!」

突然の怒鳴り声に、秋奈や光希の肩が震えた

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