ち「…」
伸「…(-_-)?」
翼「…」
黙ったままテーブルを囲んで座る3人。その3人を離れた所から眺める拓朗ら5人。
光「なんか…不穏な空気…」
拓「何、どしたん、あいつら(-_-;)」
秋「ちぃちゃんが話あるねんて」
聖「あの2人、喧嘩にならんやろうなぁ」
美「…」
伸「…で?話って?」
翼「…」
ち「今…僕らのバンドには翼と僕しかおらん。つまり…ベースがおらん。だから…」
翼「!…まさか、お前…!」
だるそうに座っていた翼がその言葉に立ち上がりかかった
伸「…」
ち「翼だってわかったやろ?ノブのベースがいかにすごいんか。ノブみたいなベーシストが入れば、このバンドだって…」
翼「俺は許さん!こんな奴入れるくらいならな、俺はバンドなんかやめるわ!!!」
聖「翼!」
ち「…それは、バンドの将来を考えて言ってんの?それとも、ただ単にノブのこと、気に入らないだけ?」
翼「…何やと…」
ち「このままでいいと思ってんの?本気で夢を叶える気、あんの?」
翼「…」
ち「僕にはあるように思われへん。ずっと前に進まへん。このままじゃ…」
翼「わかってるわ!!!!」
突然の怒鳴り声に、秋奈や光希の肩が震えた