「悪いけど…君みたいな低能な人間と付き合っているヒマはない。表面を磨く前に内面を磨いたらどうだ?」
「なっ!?」
永峯は顔を真っ赤にして今にも泣きそうな顔になった。
“ふざけないでよ!!
あんたみたいな固い男こっちからお断りよ!!”
「失礼しました…突然こんな変なことを言ってしまって…では、失礼いたします。」
永峯はふいっと振り返りかけていった。
永峯の心の声がはっきりと聞こえた…
まさか、精神病か…
たしか、こんな症状の病気があったよな…
いや…俺に限って精神病だなんて…
こんなつまらないこと、考えてる場合じゃないよな…仕事するか…
仕事をしているときは他になにも考えなくていいから…俺はいつも以上に仕事にうちこんだ。