寒くて凍えそうな夜は
身体を縮めて
ついついうつ向いて
歩きがちなんだけどね
何気なく見上げた空に
見事に輝く月と
瞬く星座が目に入ってさ
思わず感嘆の声が
白い息と一緒に
溢れたんだ
だってね
寒くて凍えそうな夜に
見上げた空は
あまりにも綺麗すぎて
星なんて
まるでキラキラ…って
音が聞こえてきそうでさ
街のイルミネーションとは比べものにならない程
圧倒的で神秘な煌めきに
不覚にも
感動したりして
ダメだね
夜が深くなる冬は
ロマンチストなんて
柄じゃないのにね
寒くて凍えそうな夜に
ホント
こんな自分が寒く感じて
笑っちゃうんだ