鈴木『うわぁぁぁぁん!』鈴木が何か喚いている。
鈴木『谷田川チャンー助けてぇぇぇ!』
谷田川『何!五月蝿いなぁ!』
鈴木『実行委員長の話の文章。』
谷田川『ちゃんと書きなよ!』
鈴木『谷田川チャンがそばにいたら書く!書く!』
餓鬼なのか?
鈴木『学校便りに載せるんだって。』
谷田川『私、居なくていいんじゃない?』
鈴木『えぇ〜手伝ってよぉ!コレ、今日までだし。』
計画性ゼロだ…。
鈴木『まぁまぁ、ここに座って。』
鈴木は、自分の前の席を指差した。仕方がなく、私はそこに座った。
鈴木『谷田川チャン、』
谷田川『何?さっさと書きなよ。』
鈴木『ペッタンコだねぇ。』
谷田川『は?』
鈴木『…胸。』
私は度変態をグーで殴った。顔面を…。
鈴木『…っっっ!!!』
勢いがよすぎたのか、変態は椅子に座ったまま倒れて頭を打った。
鈴木『痛ぁぁぁぁぁぁ!!』谷田川『自業自得!』
鈴木『い、幾らなんでも酷いよぉ!』
変態は鼻血で血塗れになっている。ちょっと殺りすぎたかも…。
私は変態にティッシュを渡した。
谷田川『はい。ゴメン。』
鈴木『まぁ、いいって。』
イイ人なのか?悪い人なのか?
鈴木『谷田川チャンの俺への愛って事で!』
谷田川『は?もう一発殴ろうか?』
鈴木『嫌…結構です。』
変態は原稿を書き始めた。私が何故に、ここに居るかと言うと、菊池が「緊急事態だ!今すぐ、1組の鈴木のとこに行くんだ!」って言うから…1組の教室にいるのだ。ちなみに、私ゎ2組。菊池に騙された…。今日は5時間目で終わりだから、早く帰れると思ったのに…。
谷田川『私、何時まで居ればいいの?』
鈴木『ずっと。』
谷田川『帰るね。』