鈴木『えぇ〜待ってよぉ!』
変態は私の手を掴んだ。
谷田川『帰るね!』
鈴木『谷田川チャン、一緒じゃないと嫌だぁ!』
谷田川『私は帰りたい!』鈴木『俺は一緒に居たい!』
奴の手の力が強まる。森山とは感触が全然違う…。
鈴木『お願いします!』
ーっ!真剣な顔で見られると断れない…。
ドキドキ…。
あれ!?何で、鈴木相手にドキドキしてるの、私!?
谷田川『んじゃ、居るよ。早く書いてよ!』
鈴木『やったぁ!頑張りまぁす!』
鈴木の笑った顔、ちょっと可愛いいかも…。
じゃなくて!
えっと、鈴木なんて嫌いだもん!大っっ嫌いだもん!
鈴木『谷田川チャン…。』
谷田川『何?』
鈴木『…俺じゃダメ?』
谷田川『何が?』
鈴木『嫌…何でもない。』
私の頭の中はパニクってる…。