スカバンburn!!〜夢〜 -123- あいつがおらん!

きゃしー  2011-01-05投稿
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―――拓『伸夫?!』

伸「何?」

突然かかってきた電話に伸昭は明らかに不機嫌な声で答えた

拓『今どこにおる?!』

伸「どこって、今からクソ野郎んとこに殴りこみだよ。」

相変わらず咳こみながら伸昭は街中をずかずかと進んでいた

伸「そういうわけで忙しいからじゃあな」

拓『おい!待て!!』

伸「何やねん?」

拓『秋が居なくなったんや!』

その言葉に伸昭の足が止まった

伸「はあ?お前ん家に居ったんじゃないん?」

拓『そうやってんけど、ワン家行ってて…あいつどうやら手紙見たらしい』

伸「何で」

拓『あの手紙、ついにワン家にまで送られてきたんだよ!それであいつ…』

伸「おい、ちひろに電話して今から言う場所に来いって伝えろ」

拓『え?何で…』

伸「いいから言われた通りにしろって!!!」




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