第十一話 御用
怪しい男二人が何やら話をしていた。
「思ったより警察の動きが早いな」
「白骨の模型を俺達が置いたのがばれる前にずらかるぞ、噂の特別攻撃隊何て過激な連中が来んとも限らん」
二人は逃げようとしたが、京助等が立ち塞がった。
「全て聞いたぞ!」
「よくも営業妨害してくれたわねゑ!」
「覚悟は出来てる?」
武装した三人を見て、男二人は悲鳴を上げようとしたが、悲鳴すら上げる間すら与えられず。
数秒後、屍になりかけていた状態で警察に引き渡された。
余談ではあるが、この二人の担当になったのが過激な連中と言っていた特別攻撃隊、正式名称『猫空警察特別攻撃隊』になるのだった・・・・
犯人を捕まえた事で、壁の修理代は請求される事はなくなり、翌日の昼に京助等は自宅に到着した。
列車の事もあり、光江とは途中で別れた。
「はあ、疲れた・・・・・」
「本当に・・・・」
京助も影香も疲れ話す気力も無い。
なので、第十一話はこれにて御開き。
第十二話に続く。