これは私の実体験の話しです。
私がまだ幼稚園に通ってたころ、用事で母親と幼稚園に行きました。
友達が次々と親に手をひかれ帰宅していきいつの間にか遊んでいた砂場には私だけでした。
私はしばらくして暇になり母親の姿を探しました。 そしたら木の陰に白いワンピースを来た私と同じ年くらいの女の子が立ってました。私をじぃっとみつめてました。
声をかけようとすると用事を済ませた母親が私を呼びました。
私は女の子が気になり
「おいで!」
と声をかけました。女の子が私の方へかけて来た時、母親が「早く」といった感じに私の手をひき私を車につれて行きました。
女の子は立ち止まりそのまま私を見つめていました。「ママ、あの子は?」
言いながら女の子のほうを指差しました。
母親は私の示した方向を一瞬みると
「何言ってるの。」
と言って立ち止まらずに車の中に入って行きました。この時私は、女の子の存在をあまり気にせずにいました。