第二話 立て籠り
捜査会議後、港先町にて立て籠り事件が発生したと連絡が入った。
犯人は銃を所持しており駆け付けた警官に発砲した。
怪我人はなかったが、銃弾に問題があった。
「旋条痕が小説家殺害の物と一致したわ」
鑑定結果を明等に報告したのは徳元智香(とくもとともか)知加江の双子の妹である。
(いたんかい!と突っ込みを入れる読者もいるだろう。出番なかったのだ・・・・)
因みに、バトルアーマーの陸號機を纏う。
「何と、こんな所で犯人と出くわすとは・・・・・」
「いや、雪男、銃の旋条痕が一致しただけで小説家殺害の犯人と同一とは限らん」
明の言う事も一理ある。
「まず優先されるのは、立て籠られている民家の住人の救出」
久理主は長くなりそうな二人の会話を止め、作戦会議に入った。
第三話に続く