第四話 解決
犯人が何時の間にか民家の外にいた理由。
それは、バトルアーマーの力で犯人を瞬間移動させた為だった。
これ迄は立て籠り事件ならば人質を瞬間移動で救出するが、犯人を瞬間移動させて逮捕するのは無かった。
「まさか犯人を瞬間移動させるとは・・・」
「驚いたわ・・・」
灰金夫婦が作戦の感想を言う。
「うちの義兄は色々と考えるわ・・・・」
智香も驚いたようだ。
皆の感想は置いといて、犯人の男は逮捕、連行された。
人質四人に怪我は無かった。
犯人、箸田辰弥は小説家殺害を自供、証拠も発見された。
犯行の理由は塵のポイ捨てを注意されたのを逆恨みし、インターネットで銃を購入し犯行に至ったと言う。
「では特別攻撃隊で銃器販売のサイトの管理者を逮捕に向かいます」
翌日、松田久理主警察長を筆頭に猫空警察特別攻撃隊が出動した。
「やれやれ、特別攻撃隊は忙しい」
「世の中馬鹿が多すぎるから」
明と志乃、いとこの会話でこの話はお開き。
因みに、サイトの管理者は数分で逮捕された。
第五話に続く。