「色々な人達がいるなかで自分だけ違う」と思っている青年がいました。彼はフィクションを信じて、理想を目標にしているのでした。だけど、現実に幻滅して、疲れはてていました。
ある日、喫茶店で紅茶を飲みながら…「何かドラマチックな事、起きないかな〜人と会話したい、共感したい 」と思っていました。「喋らない会話がしたい」「俺以上の奴に出会いたい」など一人で考えなら煙草に火をつけた。それから、フィクションの世界で共感するために本とかテレビとか見る為に家に帰った。
そんな彼が理想を捨て、世間的に生きることを決意した。その時、彼は笑っているだろうか。
「いかに騙すか、そして自分を騙す」これを信念に、楽しんだ。会話が駆け引きになり、楽しむことが重要になって、非情、巧くやる。真実が邪魔である。彼は笑っていた。
またある日、彼はやっぱり疲れていた。自信も無くして、憂鬱だったから「また頑張ろう、心が楽しめるように、闘おう」って思って煙草をやめて、また決意した。
しかし、取り返しのつかない事をして彼は刑務所に入れられました。
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