伸「俺大丈夫だよ」
なかなか顔をあげない秋奈。その様子に伸昭は下ろした右手をもう一度をあげて、秋奈の頭を撫でてやった
ち「死んだと思ったもん!!!!」
伸「勝手に殺すな!」
秋「…ほんまに大丈夫…?」
ようやく秋奈が顔をあげた
伸「もう元気元気!」
ち「これも聖二のおかげだよ!さすがお医者さん!!」
秋「そうだよ!聖二天才!」
聖「大げさやって。ただの風邪やから」
ち「聖二天才〜」
秋「天才〜」
聖「やかましい!ほら、秋奈、そいつ腹減ってるやろうからなんか作ってやって」
秋「はーい」
ち「僕も手伝う〜」
秋「ノブ君、台所借りていい?」
伸「いいけど…」
秋奈は伸昭の手元を離れ、ちひろとともに台所に入った。伸昭はそのままベッドに倒れ込み枕に顔を埋めた
伸「あかん〜…ますます熱あがりそう…」
聖「…」
そんな彼を見つめる聖二
伸「…あ!いや、別になんか下心があったわけでなくて…」
視線に気づき慌てる伸昭
聖「何言い訳してんの。…たく、悪いけどなんか飲み物買ってきて」
拓「え?俺?」
聖「俺はこいつ診なあかんし」
拓「でも…(この2人を残しては…焦)」
聖「頼んだ」
拓「・・・はい汗」