スカバンburn!!〜夢〜 -134- さっさと

きゃしー 2011-01-21投稿
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伸「…汗」

聖「…」

ベッドの上で正座したままの伸昭と何も言わない聖二。台所からは秋奈とちひろが楽しそうに歌う声

伸「あのさ!」

堪えきれず伸昭が口を開いた

聖「何?」

冷たい聖二の目。伸昭もひるまない

伸「俺はあんたの娘さんに惚れちゃったんですけど」

聖「・・・(゚_゚)」

目を丸くした聖二

伸「何か俺もようわからんけど…いいですか?」

聖「……無理。」

伸「( ̄□ ̄;)!!」

聖「…」

伸「( ̄□ ̄;)!!」

聖「それは俺が決めることじゃないやろ?第一、俺、秋奈の親でも何でもないし」

伸「あぁ…そっか…そりゃそうだ」

聖「…だいたいなあ…お前らがいつまでもだらだらしてるから俺は迷惑してんだよ!お前なら、女のことくらい簡単なもんやろ?あいつを泣かして、あいつもいちいちお前のことで泣いて…ほんまに…さっさとくっつけばええねん!」

伸「はい…すみません汗」

聖「こんなとこで“関係ない”俺に告白してる暇があったらあいつに言えよ!」

伸「はい、おっしゃる通りで…でも…秋ちゃん、全然俺に心開いてくれへんし…それに…」

ちらっと視線をあげ聖二の様子を窺う伸昭。一方聖二は楽しそうに笑う秋奈の後ろ姿に目をやった



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