スカバンburn!!〜夢〜 -136- 大事な話

きゃしー 2011-01-24投稿
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――翌日

秋「平気?しんどくない?」

伸昭の隣を歩きながら、秋奈が訊いた

伸「昨日よりは。これも貼ってるしな」

そう言って伸昭はおでこを指さした

後ろの2人の笑い声を聞きながら、拓朗は隣を同じように歩く聖二を気にしていた

拓「…せえちゃん」

聖「何」

聖二は普段通りの様子でワン家に向けて足を進ませている

拓「いや…いいや」

首を振って拓朗は下を向いた

ち「ねぇ、何なの?話って?」

しばらくして聖二の隣からちひろが拓朗に向かって顔を出した

秋「そうだよ。わざわざノブ君まで連れだして、大事な話?」

伸「…」

聖「…」

拓「うん、ごめんな、ノブ。でもどうしても皆に言わないと…」

伸「俺は大丈夫だよ」

拓「ありがとう」

ワン家の扉を拓朗が開ける

光「拓朗!」

すぐに彼らを光希が迎えた。不安げな表情の光希に拓朗は黙ってうなずいて見せた

秋伸ち「お邪魔しまーす」

猛「わ!2人ともどうしたん?」

猛が秋奈と伸昭の頬の傷を指さした

秋「あ…えっと…」

伸「こけたの、うん」

猛「2人揃って?」

秋「うん、たまたまね」

伸「うん、すごい偶然で」

そんなやりとりをしながら全員がリビングに揃った

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