チンゲンサイ。<56>

麻呂 2011-01-28投稿
閲覧数[435] 良い投票[0] 悪い投票[0]


渋川が、この北岡少年に、ユウの面倒を頼んでくれたのかどうかは、その時の俺には分からなかったが、


後日、改めて学校を訪れた時、渋川と北岡少年には挨拶をしに行かなければならないなと思った。



『オヤジ。今日の晩飯なんだろ?』



『確か、母さんがハンバーグだって言ってたぞ。』



ユウのイジメ問題が、ひとまず解決の道へ向かっている事が、俺は何よりも嬉しかった。


これを機会に、俺は物事を前向きに考えられる様になった。


自分自身の就職の問題も抱えているが、


これから行く先の試練を、一つずつ乗り越えて行く事が、


何だか楽しみにさえ思えてくる様であった。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「麻呂」さんの小説

もっと見る

その他の新着小説

もっと見る

[PR]
アプリDLで稼ぐ!
“Point Income”


▲ページトップ