♭おみあしに・・・?!ひとつ 賢くなったね よかったね・・・」
「♯うんっ。あのね。あの変わったぶっぶのおじさん こわいね。
昨日も 遅くまで
コテージうろうろしてたよ。ワンワンは全員を見てるよ〜。」
「♭ふふ ・・・
そうね。無事でよかった・・・。ご飯行こか。
さぁちゃんのすきな果物あるかな〜?。競争!」
「♯あ。ずる〜い。待ってぇ靴ひも〜__。」
静かな自然に囲まれて
たわいない話しをしながら、コテージで旅人たちが、ビール片手にバーベキュー。流れ星が 手のひらに降ってきそうな
やさしい光をあつめたかのように夕闇に涼しげな
鈴虫の鳴き声が光った。
オペラの大音響なんて
自然のスケールには
人間の作為的な産物でしたかないのだ・・・
ちらりと空いていないワインボトルの行方を目でおう・・・。
「♭〔嗚呼、あれならさぁちゃんに 季節ものの服買ってあげれるのに・・・〕」
「♯ねぇねぇッ。
あの昨日あそんだ男のこ。風すうすうのぶっぶおじさんとおねいさんひっつけ作戦で コテージおいでなの。
♯ねぇねぇッなんであのおねいさん、
からだ重そうなの?
ねぇねぇッ。
なんであのおねいさん、
歩き方変なの?
あのね、片方あしが・・・。」
「♭さぁちゃん、ロビーで さぁちゃんのすきな時代劇はじまるよ・・・。これみたら、お部屋もどるよ」 「♯えぇ いやっ。
だって髪の毛にょろにょろの人、昔悪いひとだったんだよ。」
「♯あ、おねいさん、
ッ」「どこどこぉ♭?。見えないよ・・・」
小さな指さした先には 全速力でなにかにおわれるように走る、゛おねいさん’。
「♯ねぇねぇッ。 」
「♭つづきは また明日聞くから、いまね時代劇見てるのッ。」
その頃、コテージ裏の国道では、草原沿いに
車ごしにぽい捨てられた 最新の車用カラーテレビの殻箱をおねいさんは据わった目で拾って居た
コテージ同室の き苺酒のおばさんの 土産話しに・・・
夜風にあたりながら
呼吸を整え
つぶやいた
ひまつぶし・・・
月の光があたりをやさしく包んでいたが
雲間に すっと
深緑の空気が 溶けた
「♯あ、おねいさん・・・還ってきたよ・・・」
「♭えぇ っ
どこどこぉ?!・・・・
?〜