喫茶店。
俺は叶呼に謝りまくった後詫びに好きなものを奢ってやろうと喫茶店に連れ込んだ。
叶呼『…なんか悪いなぁ』
嬉しそうにメニューを凝視しながら言われましてもね…。
貴博『好きなもの頼んでいいからな』
叶呼『じゃあ…』
嬉しそうに目を輝かせながら
叶呼『スペシャルチョコのフルーツスイートパフェで』
めちゃくちゃな名前だなオイ。
貴博『アイスコーヒーで』
料理を頼むと店員は決まり文句を言って奥に引っ込んでいった。
注文した品がテーブルに並ぶ。
叶呼『はむっ、むぐむぐ、はむっ、むぐむぐ』
パフェをさぞかし幸せそうに食べる叶呼。
貴博『………』
なんとも可愛らしい。
写真に納めたいな。
叶呼『ごちそうさま♪♪』
早ぇなオイ。
叶呼『ん?何?人の顔凝視して』
俺は叶呼に近付く。
叶呼『え?何!?』
叶呼の顔が赤くなった。
俺は叶呼の頬に指をかけた。
叶呼『…ちょっと』
そして
叶呼の頬についたクリームを指ですくってやった。
叶呼『…へ?』
なんだ?読者。
何か期待でもしてたか?
貴博『クリームついてたぞ』