スカバンburn!!〜夢〜 -145- 君は私が好き?

きゃしー 2011-02-13投稿
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聖「良かったな、翼、喜んでくれて」

翼との会話を楽しんだ後、2人が病室をでるとすでに外は薄暗くなり始めていた

秋「うん…なあ、聖二」

聖「んー?」

秋「聖二はうちのこと好き?」

聖「は?」

そう言った秋奈の目は、まっすぐ聖二を見ていた

聖「何、またネガティブな感情にでもなってんの?」

秋「そうじゃなくて!真面目に聞いてるの!」

聖「べ、別に嫌いじゃないけど…何やねん、急に」

秋奈の真剣な表情に聖二は怯んだ

秋「うちな、いっつも人のこと羨んでばっかで、自分がどれだけ幸せなのかわかってへんかった」

聖「…」

秋「…いつでもずっと聖二は一緒に居てくれて、助けてくれて…いっつも誰よりも近くに居たのに、うち…あまりにそれが当たり前すぎて…ごめん」

聖「…」

秋「なあ、聖二…うちにとって、ほんまに必要な存在って…」

聖「秋奈、それは“甘え”だよ」

秋奈の言葉を遮って聖二は言った

秋「え…?」


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