相対する言葉ばかり並べて
君をいつも困らせる僕なんだけど
本当はさ
会いたいな
なんて素直に言いたい
「あんまりくっつかないでよ」「恥ずかしいから嫌だ」
「キス?今そんな気分じゃない」
「別に君の事なんて…」
口を突いて出て来る
気持ち≠言葉
貴重な日常が埋もれて行く
そんな日々だよ
損な日々だよ
ありふれた愛の言葉さえ
相対して
ホロホロと嘘ばかりな僕がいる
愛情の裏返しなんて
言い訳を探してみるけど
全部読めてるような笑顔を浮かべる君に
僕はそろそろお手上げみたいだ
「別に君の事なんて……好きだけど///」
初めて言えた本当の気持ちに
君は
『私は大好きよ?』
なんて言っちゃってさ
また僕は相対の言葉を投げつけるんだろう