――ワン家
ピンポーン
波「はぁ〜い。どちらさ…」
ち「せえちゃあ〜ん。゚(゚´Д`゚)゚。!!」
波「な、何なの急にΣ(゚゚ノ)ノ」
聖「何や、何の騒ぎ…ちひろ?」
ち「せえちゃあ〜ん!春ちゃんが熱だしちゃったの〜!どしたらいいの〜?!」
聖「春…秋奈が…?」
波「あら大変」
ち「今ノブが見てるんだけど春ちゃん、ノブよりずっと体かよわそうやし…僕とノブじゃ何してあげたらいいかわからないの!」
聖「…」
ち「とにかくせえちゃん来…」
聖「メモ書いてやるから、その通りにしてやって。今書いてくるから待ってろ」
ち「え?」
そう言って聖二は奥に引っ込んだ
ピンポーン
呆気にとられているちひろの背後でまたチャイムが鳴った
波「また客?どちらさ…」
波音が扉を開けるとそこにいたのは拓朗だった
波「あら拓朗。どうし…」
拓「隆ちゃんに用事が…あれ、ちひろ?何で」
ち「春ちゃんが熱でて、せえちゃんに来てほしかったんだけど…忙しいみたいで」
拓「え…?」
隆「お〜拓朗、俺に用ってなんや」
ちょうどその時、奥から隆一が顔を出した
拓「あ…隆ちゃん…」
隆「ん?用ってなんや?」
拓「その…頼みがあんねん!」