スカバンburn!!〜夢〜 -166- ぬいぐるみ

きゃしー 2011-02-28投稿
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「はあ…もう!多すぎだよ!ノブ君の“知り合い”!!」

「ははは…ごめん(-_-;次はどこ行く?」

「じゃあこっ…」

顔をあげた秋奈の手が止まる

「ノブ君やっぱりこっちにいこう」

そしてくるりと方向を変えた

「え、どうしたん?…あ、あいつ…」

伸昭はあの日、ゆうすけと居た男達の姿を見つけた

「大丈夫?」

彼らの視界に入らない場所までくると伸昭が訊いた。伸昭の手を握る秋奈の手は震えていた

「だいじょ…」

大丈夫と答えようと伸昭の目を見た瞬間、秋奈は心の中で何か固いものほどけた気がした

「…ぶ…じゃない…」

秋奈の手に力が入る。その手を握り返しながら伸昭はちひろの言葉を思い出していた

「でも自業自得やんな。ごめ…」

「秋ちゃん、ぬいぐるみ買おう」

「…ぬいぐるみ?」

「うん」

「なんで?」

「なんとなく。ほら、探しに行こう?ぬいぐるみ!」


伸昭の笑顔にほっとして秋奈も笑って頷いた


「これは?」

「何それ〜可愛くない」

「じゃあこれ」

「なんか変。あ、これノブ君に似てる」

「え、俺そんな顔(-_-;?」

2人はふざけあいながらたくさんのぬいぐるみを手にとった。そして、秋奈の目が何かに止まった




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