空
それは誰も向き合わない。というのも、私は人間が空から避けているように思う。晴れの日の空はどうだろう、雨の日の空はどうだろう、曇りの日の空はどうだろうと考える人は稀だ。晴れでうれしい、雨で最悪、人間は天候に左右され一喜一憂している。それは、人間の悪い癖だ。私はもっと空と向き合うべきだと思う。空は永遠に広がっている。今、この時世界中の人が同じ空の下必死に生き延びている。そのことを思うと何と素晴らしい事ではないか。何と美しい事ではないか。私はその度に自分は何て小さい人間なんだと思わされる。
しかしながらその空は壊されつつある。その原因は人間なのだ。車ができ、便利になってきているかも知れない。しかしそれに比例するかのように空は壊されてきている。もっと環境に気を配るべきだ。また、オゾン層破壊と人間は空に借りがある。しかし人々はそれから投げやりになり、空と向き合わなくなった。人間とは何と愚かな生物だ。
空は心の中で叫んでいる。
誰向き合わない孤独な空は心の中で…