――ワ ン 家
猛「せえちゃん、ええん?秋のとこ行かなくて」
リビングでテーブルに広げた問題を睨みながら猛が訊いた
聖「…伸昭がおるから大丈夫やろ」
隣で同じく問題を睨む聖二
波「でもさ!今向こうってカマ男と伸昭君だけやろ?」
向かい側に座り2人を眺める波音
聖「・・・」
波「拓朗も隆ちゃんの部屋にこもったまんまで今日も帰りそうにないし…あの2人で大丈夫なん?」
聖「・・・大丈夫。」
猛「俺、心配やな」
聖「お前は自分の将来を心配しなさい」
猛「だって〜」
光「そんなに心配ならうち行ってこようか」
3人にコーヒーを運びながら光希が言った
慶「…行くってどこにぃ…」
波音の隣で寝ていた慶太郎も目を覚ました
波「久々の登場やな…。伸昭君家だよ」
慶「え?!」
猛「でももう外暗いし…」
慶「…ほんまにあの人の家行くん?」
光「うん?」
慶「なら、俺も行く」
聖「ああ、それなら安心や」
猛「えー!慶太が行くなら俺も!」
聖「は?」
波「えー!!タケが行くならうちも!」
聖「あのな、お前らなあ…」
光「じゃあ4人で行こうか」
猛波「わーい」
聖(まじかよ…あいつん家、一部屋しかねえのに・・(-_-;))