今日私は
この学びの庭を
去る
友に恩師に庭に
感謝を伝えよう
伝えたいが
伝えようとすると
溢れるのは
この虚しさとも
悲しさとも
嬉しさとも
切なさとも
なんとも言えない
思いたちだ
それらが涙になり
頬を垂れる
だが顔は笑顔のままだ
おかしなものだ
切ないものだ
幾つもの年月が
私を締め付ける
だが私は先を行く
そうだ行くのだ
別れはあるのだ
別れ際だ
私らしさを
皆にみてもらおう
忘れぬよう
また会えるよう
笑って去れるよう
ありがとう
今日私は
この学びの庭を
去る