ひらひらと舞う花弁のように
君の記憶からも僕は
儚く散って行くのかな
知らず知らずの内に
大人になっていくんだね
君も僕も
一緒に行った店
一緒に見たあの空
一緒に語った夢
まだ君は覚えてるかな?
いつの間にか
随分口数も減ったね
いつの間にか
余り遊ばなくなったね
どうしてだろう
「ずっと友達だ」って笑い合った
ずっと明日を共にすると信じていた
君と過ごした大切な日々を
決して忘れた訳じゃないよ
だけど、だけどね
幾万の出逢いの中で
君は少しずつ薄れて行くんだ
僕の記憶の奥に埋もれて行くんだ
多分それは僕も同じだろうな
少し 寂しいね