Kiss me!*26

玲唯 2011-03-22投稿
閲覧数[335] 良い投票[0] 悪い投票[0]



「それで一目惚れしたんだよね、俺。それからずっと好きだったんだ」


 そしてケイタは私の頬から手を話す。


 私がゆっくり視線を上にやるとケイタが既に私を見つめていて、私はぱっと視線を下に向けた。


「ユキ。今更だけど、いやだったよね。今まで……」


 いきなりキスしたこと、いきなり手を繋いだこと。


 そのことを言ってるの?


「私、図書室でキスされたときからケイタのこと嫌いだった」

「うん」

「でも……次のキスは、いやじゃなかった。それは……」


 そう言って私は視線をケイタに向けた。


 心臓が飛び出しそうなくらいと大きな鼓動を感じる。


「ケイタのことが好きだから」


 私の言葉を聞いたケイタは、驚いた顔をして私を見た。


 でもすぐににっこり笑って、私を抱き寄せた。


「謝るのは、私の方だよ」

「ユキは謝んなくていいのー」


 せっかく拭ってもらったのに、また涙が溢れてきた。



+++


すいません

また途中で
切れてました.




投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「玲唯」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ