「ねえ♪焼き肉特盛頼まない?」
太一はノリノリだ。
『つーか、これって自腹だよな?』
俺が言うと、太一が、
「俺と優のワリカンにしよーぜ♪」
英子が言った。
「男子のおごりってこと?いいよ。悪いから、4人でワリカンで!」
太一が言った。
「遠慮すんな♪」
太一の野郎!かっこつけやがって〜。
今、金欠だっちゅうに。
「女子も出すよ。」
伊織も言うと、
「いいじゃん♪伊織ちゃんの歓迎会も含めて乾杯しよ〜ぜ。」
英子が言った。
「そうだね♪」
テーブルにはたくさんの焼き肉用の肉が並んだ。
それからは、たわいもない話で盛り上がった。
おしゃべりの太一と、英子が中心に話していた。
伊織も楽しそうに笑っていた。