DAYS12

焼きそば 2011-03-25投稿
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4人が席につくと、いつものように話していた。

俺たちはいつしか、よき友になっていた。
放課後、集まるのはいつからか、定番になりつつあった。

◇そんなある日のこと◇

「私、太一くんが好きみたい。」

英子ちゃんが、いきなり、そう言った。

『えっ!』

あいにく、太一は、いなかった。

伊織ちゃんもその場にいなかった。

「優くんも協力してくんない?」

英子が言った。

『…でも、アイツは伊織ちゃんのこと…。』
俺は口ごもった。

「…知ってるよ!でも、伊織ちゃんは、きっと…太一くんじゃなくて…。」

英子ちゃんは俺をじっと見つめた。

「優くんのことが好きだと思う!」

俺は、言った。

『…予想でしょ?英子ちゃん、冗談はやめてよ。』

俺はそう言い捨てるとその場を後にした。



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