DAYS13

焼きそば 2011-03-25投稿
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俺たちが朝練をしていると、伊織ちゃんがやってきた。

「吉川くん、朝練でしょ。お弁当作ってきたんだ。」

太一がいる前なのに。
俺はムッとした。

『遠慮しとく!』

俺は言った。

伊織ちゃんは悲しそうに立ち尽くしていた。

「なあ、そういう言い方ないだろ?」

太一は俺の手を引っ張った。

だが、俺はその場を後にした。

太一を傷付けたくなかったんだ。

だから、伊織ちゃんの気持ちも、苦しかったんだ。

部室で1人でいると、太一が走ってきた。

「優!!!」


『太一…。』


太一はきつい表情をしていた。

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